無事に帰還した。
たくさんの皆さんに応援して頂き、たくさんの人に心配して頂き、僕が無事に自宅まで帰らなければ、このツーリングは常に色メガネで見られ、行く事の素晴らしさよりも、今後行く人たちに想像以上の迷惑がかかる。
このツーリング、このプロセスがプレッシャーであり、実際に自宅に帰り着いた時には安堵感に包まれたかったのだけれど、抜け殻のような心境だったような。帰ってから4日経って、今、ツーリングの記憶、感情を少し冷静に見つめることができているよう。
旅のさまざまの紀行を書き表すのも、このブログの役目なのであるが、ひとつひとつあったことを報告するのは、このツーリングを体験した僕にとっては非常にもったいないことで、テレビ、ネット、書物などで旅の体験などを伝えている特集もあるけれど。
やっぱり行って欲しい。体験して欲しい、の一言に尽きる。冬の北海道を語れるほど経験もしていないけれど、その一片だけでも体験させてもらったことを僕がみんなに伝えられるのは言葉はやっぱり「一度行こうよ」である。
帰って来た数日間は人との体面上平静を保っているけれど、正直、興奮と放心が交互に来る、なんとも心地よい感触なのだ。
実際、仕事に普通に復帰できる自信がなく、正直もう少しこの精神状態で過ごしたい。
今度、僕に会うことがあったら、そのときに伝えてあげる。
この素晴らしい冬の、バイクで走る北海道を。
ありがとう。
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