たまちゃんの「早く神様になりたい」

天空のサーキット

ホンダレーシングサービスの活動として「近畿スポーツランド」に行った。
「近畿スポーツランドロードレース大会 第2戦」が開催された。
エントリー台数は160台を超える。
気温がどんどん上昇、38℃。
かなりグロッキー気味だがライダーたち、あの分厚いレーシングスーツとヘルメット。
照り返しのきつい高温な路面。エンジンの熱。
こんな条件下で一生懸命頑張っているのに「ダラダラ」はできない。
気合を入れてピットに出る。

ここまでは現場の状況。

ここからは僕の失敗のお話し。
このレース、クラス別で数えると20近くある。
早朝からクラス別に「公式練習」「予選」「決勝」と進む。

日も暮れだし、最後のクラスのひとつ前のクラスが今レース中。
空を見上げると真っ黒い雨雲が西かやってきている。
スマホを出して「雨雲レーダー」で検索。
最後のレースの時間。雨雲の予想はドンピシャ!

この最後のクラス、当チーム員が出場している。
本人は悩んでいる。
そう、タイヤの選択である。
ドライのタイヤで行くか・・・。それとレインタイヤ。
まわりのピットは騒がしくなってきた。
ドライを選択したライダーはもうすでにグリッドに向かっていった。
スタートまでの残り時間はあと5分。

自分の今までの経験・・・(大した経験ではないが)
レインを選んで雨が降らなかったとき、ライダーは無理はしない。
ドライを選んで雨が降ってしまったとき、ライダーは無理をする。

「交換しよう!」

そしてライダーはグリッドに並んだ。
シグナルは光った。
レースは12週。

空は真っ暗。
雨が「パラパラ」と降ってきた。
やった!

そしてやんだ。
ライダーはレインタイヤに苦しみ、順位はどんどん後ろへ。

ラストラップ。
空が大声で泣き出した。
「遅い!ちゅうねん」

判断ミスだ。
でも笑顔でライダーはピットに帰ってきた。

「天空のサーキット」
雲は優雅な様相で山々を取り巻いていた。

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